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六道地蔵尊の縁日祭

お盆を前に先祖の霊をお迎え

六道地蔵尊の縁日祭

お盆を前に先祖の霊を迎える、伊那市美篶六道地蔵尊の縁日(えんにち)(さい)が6日に行われ、早朝から多くの参拝客が訪れました。

毎年8月6日に行われる縁日祭は、朝5時過ぎに参拝客のピークを迎えます。
訪れた参拝客は、線香を供えると手を合わせ、先祖の霊を迎えていました。

六道地蔵尊は、今から850年ほど前、平安時代に平清盛(たいらのきよもり)が全国6か所に(まつ)ったうちの1つと言われています。
縁日祭も、800年以上続くとされる盆前の伝統行事で、上川手区と下川手区の住民が運営しています。

この日は、早い人は日が変わる頃から訪れていたということです。

参拝客は「祖母が亡くなってから毎年、45年近く来ている」「気持ちよくご先祖様をお迎えしたい」と話していました。

今年担当した上川手区の酒井幸安さんは「毎年続いてきている地区の伝統行事。今後も続いていってほしいです」と話していました。

縁日祭は昼頃まで続き、地域住民を中心におよそ800人が参拝に訪れたということです。

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