経口ワクチン接種率50.8%
豚コレラ感染拡大防止
長野県は先月散布した野生イノシシに対する経口ワクチンの摂取状況を9日発表しました。
それによりますと上伊那でのイノシシの摂取率は50.8%でした。
豚コレラは豚、イノシシの病気で感染した野生イノシシが移動することにより養豚場のブタへの感染が懸念されています。
経口ワクチンはそれを防ぐためのものでイノシシが摂取すると豚コレラへの免疫力が高まります。
上伊那では伊那市と辰野町の25か所に500個が散布されそのうち254個が摂取されたとみられていて摂取率は50.8%でした。
県内では木曽が53%、南信州が37.3%、諏訪が33%で県平均は46.9%でした。
県は野生イノシシに抗体ができているかどうか今後行う本格散布に併せて検証していくとしています