第11回ウインター06信州フラワーショー開催
県内の冬花が集まる第11回ウインター06信州フラワーショーが9日、伊那市のJA南信会館で始まった。赤やピンクの鮮やかな花々326点が並び、豊かな香りに包まれた会場は、多くの来場者であふてれいる。JA全農長野など主催。
ショーは生産者の技術向上と消費者へのPRを目的としている。長野県が全国1位の生産量を誇るアルストロメリアは、その9割が上伊那で生産されていることもあり、冬のショーは例年、上伊那が会場になっている。
今年は、アルストロメリア、アネモネなど19種が並び、品評会で箕輪町の市川一人さんのアルストロメリアが最高賞を受賞した。
県野菜花器試験場の山本宗輝審査委員長は「寒いと花の色が出にくくなる。今年は厳寒であるにもかかわらす、品質、色彩ともに例年以上の出来栄え。生産者の努力がうかがえる」と話していた。
10日も午前9時縲恁゚後1時に一般公開される。展示品は一般公開終了後に販売される。購入希望者は、展示品の半券を切り、引き換え時間に持参する。価格は通常の半額ほどだという。
上伊那の入賞者は次のみなさん(品種はすべてアルストロメリア)。
◇農林水産賞関東農政局長賞=市川一人
◇日本花き卸売市場協会長賞=中原睦男
◇フラワー産業議員連盟会長賞=村沢博
◇長野県農業協同組合中央会長賞=唐沢勲、坂間和夫、永井智
◇全国農業協同組合連合会長野県本部長賞=酒井弘道
◇伊那市長賞=赤羽今男
◇フラワーショー運営委員長賞=宮崎国治、倉田英昭、小松昭一、一ノ瀬博