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VRなどを使い高遠城址公園 通年観光へ

伊那市全員協議会で報告

VRなどを使い高遠城址公園 通年観光へ

伊那市は、高遠城址公園の通年観光と交流人口の拡大を目的に、VR・仮想現実など映像の最先端技術を活用した観光事業に取り組みます。
伊那市議会全員協議会が2日に、伊那市役所で開かれ、市が事業の概要について説明しました。
これは、VR・仮想現実、AR・拡張現実など映像の最先端技術を活用して行うものです。
市が取り組む地方創生アルカディア構想の一環で、今年度から3年間の制作期間を予定しています。
今年度は、VRを用いた「高遠城 歴史探訪VRシアター」に取り組みます。
高遠城に残る史実「高遠城の戦い」をベースに、CGを作成します。
専用のゴーグルなどを使うと、その場にいるような感覚を味わうことができるということです。
事業費は、3年間で3,000万円を予定しています。
VRシアターは、今年度中の完成を予定しています。
 

公立保育園民営化 アンケート結果報告

VRなどを使い高遠城址公園 通年観光へ

全員協議会ではこの他に、県内で保育園などを運営する法人に対し、市が行ったアンケートの調査結果が報告されました。
調査は、公立保育園の民営化に関するもので34団体を対象に行い、このうち24団体から回答がありました。
「新山保育園の民営化を目的に募集を行った場合の対応」については、【応募する】と答えた団体はなく、【応募しない】は21件でした。
応募しない理由として、【自園の都合による】が15件、【伊那市の地理的環境】が3件となっています。
他に、市内公立保育園の民営化を行う場合の事業参入の希望については、【ある】と回答した団体はなく、【ない】は10件でした。
事業参入する場合の条件として、【施設の立地環境】【施設の取得】【保育士の確保】【移行までの期間】がそれぞれ4件となっています。
この結果について市では、「考察などは今後行っていきたい」としています。
 

伊那中央清掃センター 六価クロム基準上回る

VRなどを使い高遠城址公園 通年観光へ

全員協議会ではこの他に、今年3月末で閉所した伊那中央清掃センターの土壌汚染状況について、調査結果が報告されました。
それによりますと、六価クロム化合物が基準値の0.05mg以下を上回る0.18mgが検出されたということです。
六価クロムは煙突の地表付近で検出されていて、市では「建設工事の際にセメントの固まりが悪く、今回基準値を超える数値が検出されたのではないか」とみています。
伊那中央清掃センターは今後、汚染土壌の処理を行い、早ければ来年9月から解体工事を行う計画です。
 

い~なちゃんカード 消費増税対策で上乗せ

VRなどを使い高遠城址公園 通年観光へ

他に、消費増税対策として、い~なちゃんカードを使ってキャッシュレス決済を行った人を対象に、国の支援と合わせて10%の上乗せを行うことを明らかにしました。
い~なちゃんカードは、伊那市コミュニティカード協同組合が運営するもので、市は3%を負担します。

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