東京芸大作家の展覧会 14日から
伊那市と長年交流のある東京芸術大学の8人の作家による展覧会が、14日から、高遠町の信州高遠美術館で始まります。
展覧会を前に、展示の準備や作品の制作の仕上げなどが行われていました。
展覧会には、東京芸大の准教授や講師のほか、作家として活動する8人が作品を出品します。
展覧会は自然豊かな伊那地域をイメージして森をテーマにしています。
高遠町出身の伊澤修二が、東京芸大の初代校長を務めたことが縁で、伊那市と東京芸大は長年交流をしています。
その一つに、高遠町長藤の古民家を拠点とするデザインプロジェクトとワークショップの活動があります。
プロジェクトでは去年、高遠第2第3保育園の園児と一緒にアート作品を制作し、今回の展示会でもその作品が展示されます。
また作品の仕上げが、高遠湖で行われました。
全長3mのうきを高遠湖に浮かべるというアート作品です。
この作品を撮影し、展示会では映像で紹介します。
8人の作家と東京芸術大学デザインプロジェクトによる展示会は14日から信州高遠美術館で始まります。
初日には作家によるギャラリートーク、15日には、アートワークショップが行われるほか、16日には、福島県の桜をテーマにした短編ドキュメンタリー映画の上映とトークイベントが予定されています。
展示会は、11月10日までで、入館料は一般500円です。