上農生がおからこ作り
中秋の名月の13日、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、五穀豊穣を願うおからこ作りをしました。
おからこ作りをしたのは、生物生産科果樹コースの2年生20人です。
生徒たちは伊那谷の食文化について学習をしていて、おからこ作りはその一環です。
指導したのはJA上伊那理事で料理講師の白鳥豊子さんです。
おからこは、十五夜のお供え餅です。
生徒たちはグループに分かれ、もち米をすり鉢で潰していきました。
白鳥さんは「伊那谷では昔、各家庭でおからこを作っていました。若い人たちに昔の食文化を知ってもらう機会になれば嬉しいです」と話していました。
出来上がると、生徒たちはラップに包んで丸めていました。
おからこは里芋の葉っぱに乗せ今年とれた野菜と一緒に備えます。
生徒たちは、それぞれ家に持ち帰りあす、おからこ汁にして味わうということです。