山で夏を過ごした牛 下牧
伊那市高遠町の入笠牧場で、農家の夏場のコスト削減のために放牧されていた牛の下牧作業が、
26日行われました。
入笠牧場には、6月に上下伊那と諏訪地域の牛、およそ50頭が放牧されました。
JA上伊那によると、今年は天候不順により牧草の伸びが悪く、例年より1週間ほど早く下牧をすることにしたということです。
牛を運搬車に乗せる前には、獣医が採血や体格の確認、皮膚病にかかっていないかの検査を行いました。
入笠牧場での牛の放牧は、毎年行われていて、今年は去年の3倍のおよそ50頭が放牧されました。
50頭のうち1頭は、種付け用の雄で、下牧後、妊娠の確認を行います。
26日は50頭のうち25頭を下牧させ、残りは1週間後に行うということです。