地元の踊り三義音頭定着へ練習
三義地区文化祭で披露へ
伊那市高遠町三義の住民の集まり、三義子供会は11月の地区の
文化祭で披露する三義音頭を27日練習しました。
会では振り付けや歌を子どもたちに覚えてもらうことで地元の踊りとして定着させていきたいとしています。
練習会場の三義生活改善センターには子供会の親子10人が集まりました。
子供会によりますと三義音頭は昭和20年代に地元住民が作詞作曲し地区の集まりなどで歌い踊られていたということです。
しかし時とともに歌う人もいなくなり60年以上途絶えていました。
それを復活させようと地元の寺、遠照寺の住職松井教一さんが残っていた譜面と歌詞をもとに5年前、お年寄りから踊り方の聞き取り調査を行いました。
それ以降松井さんは地域の子どもたちに受け継いでもらいたいと歌や振り付けの指導を行い小学校の総合学習の時間などで発表してきました。
三義子供会では三義音頭を映像に残し地元の踊りとして定着させていきたいとしています。
三義地区文化祭は11月3日に予定されていて子どもたちは発表に向けて練習を重ねていくということです。