伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
1510/(火)

ニュース

五穀豊穣に感謝「おからこ」づくり

五穀豊穣に感謝「おからこ」づくり

上伊那地域に伝わる五穀豊穣を感謝するお供え餅「おからこ」づくりが、29日伊那市の旧井澤家住宅で行われました。
29日は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会の女性部のメンバーを中心におからこをつくりました。
もち米を2晩水につけて砕いたものを石臼に入れ、米粉と混ぜて練っていきます。
おからこは、十五夜に五穀豊穣を感謝して作るお供え餅で、昭和30年頃まで各家庭で行っていたということです。
伊那部宿を考える会では、地元の食の文化を伝えていこうと平成18年からおからこを作っています。
まるめたおからこは、里いもの葉の上に乗せ、近くで採れたサトイモやネギ、かぼちゃなどと一緒に縁側に並べました。
おからこは一晩月に供え、30日の夕方野菜と一緒におからこ汁にして味わうということです。
 

前のページに戻る 一覧に戻る