五穀豊穣に感謝 秋の例大祭
五穀豊穣に感謝する秋の例大祭が6日、上伊那各地の神社で行われました。
箕輪町の富田神社では「富田秋祭り」が行われました。
富田秋祭りは、毎年10月の第一土曜日と日曜日に行われる、富田神社の三大祭りの一つです。
地元の箕輪西小学校の児童18人は、朝9時に神社を出発し、神輿を担いで区内を周りました。
児童たちは、各家の前で神輿をゆすって鈴を鳴らし、住民に例大祭を知らせました。
鈴の音に気づいた住民は、玄関先に出てくると、ご祝儀を手渡していました。
ご祝儀は、富田区内の子どもたちのために使われるということです。
御弓の神事で厄払い
伊那市富県の宮の花八幡社では御弓の神事が行われ区長や氏子らが順番に的を狙い弓を引いていました。
宮の花八幡社では2年に1度、地域の厄払いとして御弓の神事を
行っています。
昔は当たった矢の数で天候や作物の出来を占ったということです。
宮の花八幡社総代会長の埋橋栄一さんは「区民の家内安全や氏子の健康長寿を願って弓を奉納しました。地区の行事として意味のあることなので伝えていきたい。」と話していました。