伊那谷の味を高級ラーメンで
伊那谷で獲れた自然の恵みをふんだんに使った1杯2,000円のラーメン「南アルプス中華そば」が8日、東京銀座NAGANOで販売されました。
伊那市で獲れた鹿の肉や、上伊那産の小麦「ハナマンテン」とそば粉を使った麺で仕上げたラーメン、野菜やキノコをワンプレートにして添えた「南アルプス中華そば」です。
価格は1杯2,000円、100食限定で販売されました。
この日は南アルプス中華そばが、東京都中央区にあるアンテナショップ、銀座NAGANOで販売されました。
企画に携わった上伊那広域連合の職員や伊那市長谷でジビエ料理を提供するざんざ亭、南箕輪村のラーメン店蒼空のスタッフが出向きました。
上伊那地域の魅力をインパクトのある形で伝えようと、上伊那広域連合やざんざ亭の長谷部晃さん、蒼空の竹村泰治さんが今年の春から話し合いを始め、7月から試作を重ねてきました。
上伊那広域連合の唐木玲さんは「食を通じて伊那谷・上伊那に興味を持ってもらうことで、関係人口の増加につなげていけたら」と話していました。
訪れた人たちは「ラーメンでジビエが食べられるのは意外だった。東京で鹿や新鮮な野菜はなかなか食べられないのでうれしい」と話していました。
南アルプス中華そばは、銀座NAGANOでこの日限定で販売されました。