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クロモジ×高遠の桜 アロマ完成

高遠高校の2年生が製作

クロモジ×高遠の桜 アロマ完成

伊那市高遠町の高遠高校2年文理進学コースの生徒は、高遠で自生する落葉樹クロモジとタカトオコヒガンザクラの2つを配合したアロマを作りました。
こちらが、高遠高校の2年生が作ったアロマ「高遠美山()の香り」です。
クロモジの甘くすっきりとした香りに、桜の洗練された香りが加わりさわやかさを感じることができます。
高遠町の千代田湖周辺に自生するクロモジと、学校に植えられているタカトオコヒガンザクラの葉を配合して作られました。
製作した生徒は、文理進学コース2年で「地域の科学」を選択している6人です。
生徒たちは、6月からクロモジの油を抽出したりタカトオコヒガンザクラの葉を塩漬けしたりするなど活動を進め、9月に試作品が完成しました。
ルームスプレーとアロマオイルそれぞれ10本が出来ました。
この活動には、高遠町の住民有志でつくる伊那東部山村再生支援研究会も協力しています。
9日は研究会のメンバー6人も学校を訪れ、香りを確かめていました。
今後は商品化を目指して、スプレー100本、オイル50本を作る予定で、年内にも販売したい考えです。
なおアロマは、林野庁が主催する「ウッドデザインコンテスト」に応募して一次審査を通過し、現在は二次審査の結果を待っているということです。
ウッドデザインコンテストの結果は、今月下旬に発表される予定です。

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