駒工生マイコンカーラリーとキャリーロボット県大会W優勝
9月7日に開かれたロボコン競技の県大会で、駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校ロボット研究製作部が、キャリーロボット競技とマイコンカーラリー競技でダブル優勝を果たしました。
8日は、学校で生徒たちが次の試合に向けてロボットの調整をしていました。
ロボット研究製作部は、部品の加工からプログラミングまですべて自分たちで行っているということです。
ダブル優勝を決めた2つの競技のうち、キャリーロボット班は、7人です。
キャリーロボット競技は、2台のロボットを使ってボールを回収し、指定の場所まで正確に運ぶ競技です。
駒ヶ根工業高校が、キャリーロボット競技で県大会優勝を果たしたのは今回が初めてです。
競技ロボットの製作や、本番のコースを想定した模擬コースも生徒たちが手作りで準備し、練習を重ね、優勝することができたということです。
キャリーロボット班は27日(日)に新潟で開かれる全国大会に出場します。
マイコンカーラリー班は、4人で、県大会では伊那市の河内建汰郎さん3年生が優勝しました。
1周およそ55メートルのコースを、マシンの先端に付けた5つのセンサーで感知してスピードを競います。
優勝を果たした河内さんのマシンは、予選では16人中9位と厳しい立ち上がりだったということです。
決勝トーナメントでは、相手のマシンに0.04秒の差でレースを勝ち、見事優勝を果たしたということです。
駒ヶ根工業高校は、マイコンカーラリー競技で11連覇していて、河内さんは去年に続き2連覇を果たしました。
マイコンカーラリー班は、11月に全国大会につながる北信越大会に出場します。