上農祭で台風被災地へ義援金
当初13日に予定していた南箕輪村の上伊那農業高校の文化祭「第100回上農祭」は、台風19号の影響で延期となり、16日に一般公開が行われました。
100回を記念する文化祭でしたが、被災地域を考慮しての延期となりました。
玄関前には、生徒会が企画した復興支援のブースが設けられました。
12日から13日にかけて発生した台風19号により被災した地域へ送るための募金活動が行われました。
集まった義援金は、長野県に送られます。
クラスや部活ごとに模擬店を出す予定でしたが、食品衛生の問題などから模擬店は4分の1に減りました。
コミュニティデザイン科の生徒は、甘酒店やアイスクリームの製造業者とコラボして「甘酒アイス」を販売しました。
1個250円でヨーグルト味とストレート味の2種類を400個用意し、ヨーグルト味50個は販売開始から30分で完売しました。
無事行われた「上農市」も多くの人でにぎわった
体育館では、文化祭とともに100回目を迎えた農産物の販売が行われました。
今回は節目を記念して名前を「上農市」とし、上農生が育てた野菜や果物、米、加工品の販売の他、地元の農家にも協力を依頼し規模を拡大して行われました。
一般公開は平日の開催となりましたが、多くの人で賑わいました。