今年の地蜂の巣は・・・
伊那市地蜂愛好会 有賀会長に聞く
20日に伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれる地蜂の巣コンテストを前に、伊那市地蜂愛好会の有賀幸雄会長に、今年の出来について話を聞きました。
有賀さんは、自宅近くの山で、クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣を育てています。
7月からハチ追いを始め、山で見つけた巣を専用の巣箱で育ててきました。
次から次へと地蜂が出入りをします。
コンテストは巣の重さを競うもので、有賀さんは「今年は期待できそうだ」と話します。
有賀さん「今年は地蜂の天敵となるキイロスズメバチ等が少なく、育てるのにあまり苦労しなかった。夏も猛暑にならずエサも豊富で、コンテストでは大きい巣が出てくることを期待しています」
地蜂の巣コンテストは、毎年この時期に開かれる巣の重さを競う大会で、今年も伊那市地蜂愛好会の会員20人ほどが出場する予定です。
9月~10月にかけて巣に通う蜂が多くなるため、この時期に巣の大きさが決まります。
コンテストではここ数年、3.5kg前後が優勝していますが、有賀さんは「今年はそれ以上のものが出てきそうだ」と期待を膨らましていました。
地蜂の巣コンテストは、20日(日)午前8時30分から伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれます。