警察 手良小児童に防犯ステッカー
伊那警察署などは17日、伊那市の手良小学校を訪れ、特殊詐欺に対する防犯意識を高めてもらおうと、ステッカーを6年生に配布しました。
6年生22人を代表して、児童会長の高橋晟くんが、伊那警察署生活安全課の武居克幸課長からステッカーを受け取り、「防犯意識の向上に尽くしたい」と決意を述べました。
ステッカーには、詐欺を疑うよう促すメッセージがあり、伊那警察署の電話番号が書かれています。
武居課長は、特殊詐欺の被害の現状などを話し、配布したステッカーを祖父母宅の固定電話に貼ることを呼びかけました。
去年の長野県内の特殊詐欺被害の発生件数は140件で、被害額はおよそ3億5,830万円にのぼります。
このうち伊那警管内では5件、被害額はおよそ1,500万円です。
被害額は年々減少しているものの、発生件数はあまり減少していないということです。