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2611/(火)

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権兵衛トンネル手前の道落下

「年内の復旧は見通し立たず」

権兵衛トンネル手前の道落下
写真提供:伊那建設事務所

20日に、山から流れ出た水により橋を支える部分の周りの土砂が崩落した国道361号の権兵衛トンネルの手前の橋で、新たに付近の道路も長さ5~6メートルに渡り落下していることが分かりました。
こちらの写真は、道路を管理する伊那建設事務所が22日にドローンで撮影したものです。
幅10.5メートル、長さ5~6メートルにわたり道路が落下しているのが分かります。
権兵衛トンネルの南箕輪村側の入口では、20日に山から流れてきた水が原因とみられる土砂の崩落が見つかり、現在もトンネルは全面通行止めとなっています。
22日に伊那建設事務所が調査のためドローンで撮影したところ、新たに道路も落下していることが分かりました。
橋全体の長さは103メートルで、構造上全てが崩れることはないということですが、雨が降るとまだ少しずつ土砂が崩れるため、近づくのは危険な状況だということです。
伊那建設事務所では、土の性質調査を依頼し、今月中には調査結果をまとめたいとしています。
復旧については年内は厳しい状況で、当面トンネルの全面通行止めは続くということです。

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