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美篶独自で避難所設営訓練

美篶独自で避難所設営訓練

 伊那市の美篶地区自主防災会は、災害が発生しても自分たちの地域を守れるようにと、美篶小学校体育館で避難所の設営訓練を行いました。
 午前7時、美篶地区一帯に地震発生を知らせる伊那市安心安全メールが届くと、美篶小学校に住民が集まってきました。震度6強の地震が発生し、各地区で2割の住宅が全半壊しているとの想定です。
 地区役員など200人が体育館に集まり、避難所の開設にあたりました。
 区ごとに、代表者など役割を決めます。役割は、参加者すべてに割り振られ、本部のほか、救出救護班や、給食班など8つの班に分かれました。
 避難所の開設には、様々な問題が発生したとの想定で課題が与えられます。
 各班ではその課題にどのように対応するか話し合って決めていました。
 訓練は、この地域が南海トラフ地震の発生確率が80%といわれ、また、近年豪雨災害が全国各地で発生していることから、自分たちの地域を自分たちで守れるようにと、美篶地区が自主的に行ったものです。
 今年度からの5か年計画で、地域として、防災に取り組んでいる活動の一つです。
 訓練ではほかに、それぞれが持参した非常持ち出し袋の確認が行われ、参加者は、ほかの人がどのようなものをもって避難したのかを確かめ合っていました。
 伊那市では、こうした取り組みを市内全域に広げていきたいとしています。
 

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