県立歴史館 「土偶展 国宝土偶~縄文文化の多様な個性~」
千曲市の長野県立歴史館で国宝の土偶5点を展示する「土偶展 国宝土偶~縄文文化の多様な個性~」が開かれています。
N国宝の土偶5点が一堂にそろうのは、東京とパリの展示会に次ぐ3回目の事です。
初日となった25日は関係者らが出席しオープニングセレモニーが行われました。
笹本正治館長によりますと、この展示会の開催を4年前から準備してきたという事です。
展示解説では笹本館長が茅野市棚畑遺跡からほぼ完全な形で出土した「縄文のビーナス」をはじめ、青森県風張1遺跡の珍しい姿勢を模った「合掌土偶」を紹介しました。
ケースに入った土偶は、360度、様々な角度から眺めることができ、訪れた人たちは縄文時代の造形力や表現力を間近で感じていました。
長野県立歴史館開館25周年特別企画 「土偶展 国宝土偶」は11月10日までです。
期間中には講演会を予定している他11月23日からは後期企画展、「中部高地の土偶」を開催する予定です。