権兵衛峠道路復旧に向け技術検討委員会設置
委員が被災現場を視察
台風19号の影響で道路が崩壊し通行止めとなっている南箕輪村の権兵衛トンネル入り口付近の道路についてその復旧対策を考える国道361号権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会が2日設置され委員が被災状況を視察しました。
国道361号の道路崩落は大規模災害復興法に基づき政府が非常災害に指定しました。
これにより国が災害復旧事業を行うこととなり国土交通省中部地方整備局が対策を検討する委員会を設置しました。
委員は地盤工学の専門家のほか国や県の職員など8人で構成されています。
崩落したのは権兵衛トンネル手前の権兵衛2号橋で幅がトンネル入り口付近ののり面を含めて10メートルから20メートル、長さは6、7メートルです。
また2日は伊那合同庁舎で委員会の初会合も開かれました。委員会では被災箇所の作業の安全性を確認するとともに地質調査などの結果を踏まえた復旧工法などを検討していくことなどが確認されました。