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月見松遺跡の土偶「つきミン」に決定

駒ヶ根市の亀田アヤコさんが命名

月見松遺跡の土偶「つきミン」に決定

伊那市創造館が新たなマスコットキャラクターにしようと募集していた小沢の月見松遺跡から出土した土偶の愛称が、「つきミン」に決まりました。
15日は、創造館で名前決定のセレモニーが行われ、命名した駒ヶ根市の亀田アヤコさんに記念品が贈られました。
土偶は、1977年に小沢の月見松遺跡から発掘されました。
縄文時代中期の初めごろのものと見られ、大きさは5センチほどと小さく、腹と尻が大きいことから妊婦を表現したものだとされています。
地域の歴史に目を向けるきっかけにしてもらおうと愛称を募集したところ、95人から119件の応募があったということです。
愛称の決定に合わせて、創造館がデザインしたキャラクターもお披露目されました。
現在実物は県立歴史館の企画展に合わせて貸し出しているということで、来年2月中旬に戻る予定です。

伊那谷にゆかりの芸術家 作品展

月見松遺跡の土偶「つきミン」に決定

また創造館1階では、上伊那教育会所蔵の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が、あすから始まります。
会場には、大正から昭和にかけて伊那谷で活躍した芸術家6人の作品およそ10点が展示されています。
こちらは、辰野町の画家中川紀元が代用教員時代に美術教育に関して自身の考えをしたためたメモの内容を、書で表現したものです。
上伊那教育会では、美術だけでなく、教育の神髄となる貴重なものだと話していました。
作品展は、あすから12月1日まで、創造館1階で開かれます。

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