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台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響

市長「仮橋が可能という結論を願う」

台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響

台風19号の影響で通行止めとなっている権兵衛トンネルについて白鳥孝伊那市長は、「伊那と木曽の両地域の経済、市民生活に大きな影響が出ている。改めて早期の復旧を願っている」と話しました。
18日は定例記者会見が市役所で開かれ、権兵衛トンネルの通行止めに伴う影響について話しました。
白鳥市長は「復旧までに最長で1年かかると聞いている。それを待つのは到底無理だ。深刻な状況だと理解している。国のほうで仮橋の調査を行っていると聞いている。1日も早く仮橋が可能という結論が出るのを願っている」と話しました。
 

そば祭り 権兵衛トンネルの通行止めが影響か

台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響

他に、先月20日から5週連続で行われたそば祭りの販売実績が報告されました。
販売実績は前回比で、行者そば祭りが281食増の1,225食、山麓一麺街道フェスタ㏌伊那が230食増の4,438食、高遠新そば祭りが54食増の2,100食とそれぞれ上回りましたが、西箕輪の信州伊那新そばまつりは837食減の3,036食、西春近の新そば&きのこ祭りは112食減の953食と下回りました。
白鳥市長は「トンネルが通っていればさらに数字の上乗せがあったと思う」と話しました。
 

山岳観光は台風19号の影響を受ける

台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響

また、南アルプス北沢峠へと向かう林道バスの乗客者数は、前年度と比べて9,214人少ない3万9,497人でした。
南アルプス林道バスは、台風19号の影響でルートとなる市道の路肩が崩落し、早期復旧が望めないことから1か月早く運行を終了しています。
市では、毎年年末年始に行っている北沢峠こもれび山荘の営業を今シーズンは行わないとしています。
 

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