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土砂災害発生時の対応訓練

土砂災害発生時の対応訓練

大雨により大規模な土砂災害が発生した場合の対応を考える、国や県、伊那市の職員を対象にした合同防災訓練が21日、伊那市役所で行われました。
訓練は、大雨により同時多発的な土砂災害と、大量の土砂が川の流れをせき止めることでできる「天然ダム」が発生したとの想定で行われました。
国や県、伊那市の職員や、警察、消防などから55人が参加しました。
主催した天竜川上流河川事務所の職員が進行役を務め、状況に応じた各機関の対応を確認しました。
また、自然災害科学・防災学を専門とする信州大学農学部の平松晋也()教授が状況について解説しました。
国道152号へ続く長谷の市道でひび割れが発生し、通行できないとの想定で、市職員が対応について報告していました。
この訓練は、参加者の危機管理能力の向上と、大規模な土砂災害が発生した場合の連携を検証しようと、天竜川上流河川事務所が行ったものです。
天竜川上流河川事務所では「いつ災害が起こるか分からないという意識を住民や職員にも持ってもらい、いざという時に一丸となって対応できるよう連携を図っていきたい」と話していました。

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