リニア新幹線開通へ JR飯田線高速化を
リニア中央新幹線の2027年の開業にむけ、上伊那地域では、JR飯田線の高速化を要望していくことなどが確認されました。
21日は、リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会の正副会長会が伊那市役所で開かれ、今年度の事業計画などが承認されました。
新たに計画に加わったのは、JR飯田線の高速化に関する取り組みと、残土処理などを含めた建設推進の協力に関する取り組みです。
JR飯田線の高速化では、現在、豊橋駅から飯田駅まで運行している特急伊那路を、岡谷駅まで延伸することや、JR中央東線と飯田線の連携の向上についてJRに要望していくことを確認しました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、「2027年には、自動運転が日常化し、インバウンドは今以上に進んでいるのではないか。そのような未来を想像しながら取り組みを進めていきたい」と話していました。