太陽光発電設備など 伊那市長「ガイドラインを早急に見直す」
伊那市の白鳥孝市長は、太陽光発電など再生可能エネルギー発電設備の設置ガイドラインについて、早急に見直しを検討したいとの考えを示しました。
これは、5日の伊那市議会12月定例会の一般質問で、白鳥敏明議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、「ガイドラインについては、もう少し踏み込んだ内容にする必要がある。早急に見直したい。設置に際し、避けるべき地域・完成後の対応などについても具体的に記載していきたい」との考えを示しました。
また、条例を制定することが可能かどうかを含め検討していきたいと話しました。
なお、伊那市内での再生可能エネルギーのガイドラインに基づく届け出件数は平成27年度からきょうまでに62件で、太陽光発電は57件、1メガ以上の太陽光発電は7件となっています。
「上伊那に児童相談所の設置を求める」
また、唐澤稔議員の児童虐待についての質問に対して白鳥市長は、「現在、伊那市内で通報があった場合は、諏訪の児童相談所に相談しているが、より早い支援を行うために、上伊那管内に児童相談所を設置するよう近隣市町村や関係機関とともに県に要望していく」との考えを示しました。
なお、平成30年度の伊那市内の虐待の通報件数は、77件、対象児童数162人と年々増加傾向となっています。