消防職員が被災地での応援活動を報告
台風19号で被災した長野市へ県消防相互応援隊として救助活動などの応援を行った消防職員の報告が6日、伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。
被災地へ行った職員は、上伊那広域消防本部の34人です。
10月13日から4日間にわたり職員が応援要請を受け出動し救助活動にあたったことを報告したものです。
1次応援隊から4次応援隊までが毎日救助小隊の入れ替えをしながら、長野市へ向かい、各小隊が役割を分担し、活動したということです。
隊員らは、浸水している病院から患者を他の病院に搬送したり、安否不明者の確認を行ったことを報告しました。
また、浸水した箇所を巡回して行方不明者の捜索活動も行ったということです。
上伊那広域消防本部では、「災害派遣で出動した経験を活かし、今後の活動に繋げていきたい」と話していました。