伊那本線 利用者数増加
南箕輪村の地域公共交通会議が6日役場で開かれ、伊那本線の利用者数が年々増加していることなどが報告されました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の伊那地域定住自立圏で運行している「伊那本線」の今年4月から9月末までの利用者数は11,560人でした。
昨年度の同じ時期は9,749人、おととしは7,381人で、年々増加しています。
1便当たりの乗車人数は5.66人で、昨年度は4.95人でした。
まっくんバスの今年4月から9月末までの利用人数は7,943人で、昨年度の同じ時期と比べ22人増えています。
1便当たりの乗車人数は3.1人で、昨年度は3人となっています。
村の調査によるとまっくんバス利用者の約半数が運賃が無料の75歳以上だということです。
村地域公共交通会議会長の唐木一直村長は「伊那本線の利用者は着実に増え、認知度が高まっている。まっくんバスのバス停設置の要望もあるが、福祉移送サービスも行っているので周知を図っていきたい」と話していました。