野球の技術向上へ 川村さん講演
上伊那の野球の技術向上を目指すダイヤモンドスポーツミーティングスin上伊那が7日伊那市の伊那中学校で開かれ、筑波大学硬式野球部監督の川村卓さんが講演しました。
筑波大学准教授の川村さんは、大学で野球コーチング論を専門とし、野球の動作分析と指導法について研究しています。
会場には上伊那の中学校・高校の野球部の生徒や指導者など500人が集まり、川村さんの話を聞きました。
川村さんは講演の中で、早いボールの投げ方について紹介しました。
川村さんは、「猫背だと肩甲骨が動かず、腕を後ろにそらせません。早いボールを投げるために姿勢をよくすることも大切です」と話していました。
ダイヤモンドスポーツミーテイングスin上伊那は、野球部の顧問や少年野球の指導者でつくる実行委員会が開いているものです。
実行委員会によりますと、昨年度中学3年生で野球部に所属・またはシニアに加入していた生徒141人のうち、高校でも継続しているのは、66.7%、94人だということです。
実行委員会では「中学から高校に進学する際の継続率65%をこれからも維持できるよう、底辺拡大などに努めていきたい」としています。