唐木村長「防災コミュニティセンターの建設を検討」
議員からは反対意見はなし
南箕輪村の唐木一直村長は、大芝高原内に防災コミュニティセンターの建設を検討していることを、9日に明らかにしました。
9日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、唐木村長が建設の考えを議会に示し、意見を求めました。
建設の候補地としてあげられたのは、大芝高原の研修センターがある場所です。
研修センターは、建設からおよそ40年が経ち、耐震工事が必要なことから、取り壊しを含めた検討が行われています。
唐木村長は、「防災に関する研修や教育、会議や合宿などで利用できる場を、国の有利な起債が利用できる来年度中に建設したい」との考えを示しました。
議員からは、「建設する方向で進めてほしい」などと賛成の意見が出ていました。
建設には2億円程度かかる見込みで、村では「財政に負担のない範囲で検討したい」としています。
南部小学校 給食室の改修計画示す
全員協議会では他に、南部小学校の給食室の改修計画が示されました。
児童数の増加に対応するもので、冷蔵庫や冷凍庫の購入、ガスフライヤーの更新など、総事業費は1,500万円となっています。
工事は、学校が休みとなる来年の夏休みに行う予定です。