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栃若さんが新曲「伊那はいいなぁー」をリリース

栃若さんが新曲「伊那はいいなぁー」をリリース

 宮田村新田区でちゃんこ料理屋を営む元力士で歌手の栃若清光さん(71)が来月25日、伊那谷の名所や人情などを散りばめた新曲「伊那はいいなぁー」をリリースする。権兵衛トンネル開通や伊那、高遠、長谷3市町村の合併を機に「全国に伊那の良さを広めたい」と一念発起。新たなご当地ソングにしたいと期待を込めている。発売当日は伊那市駅前のいなっせで発表会を開く。
 高遠の桜に天竜川、仲仙寺や駒ケ岳、伊那部宿など、次々と飛び出す名所の数々。
 3番のサビの部分では「伊那はいいなぁートンネルが、出来ての恋にも便利な道よ」と、開通したばかりの権兵衛トンネルを軽快なテンポで歌っている。
 「完全なる伊那の歌をつくりたい」と昨年10月、作詞家の荒川利夫さん、作曲家の高根大さんとともに各地を歩いた。
 仲間の意見なども取り入れ、苦労を重ねたが「地元の人に愛され、口ずさんでもらえる歌」に仕上がった。
 九州出身で大相撲に入門。幕下まで進み、角界引退後は歌手として大阪を中心に活躍した。19年前に宮田村に移り住んだが、その後も歌手活動を精力的に続けている。
 「ほれこんで移り住んだ伊那谷だが、今回の曲をつくってみて、また新たな発見があった」という。
 今後は各地の社会施設などへ慰問も計画。「多くの人に新曲を楽しんでもらい、地元の良さを再発見してもらうきっかけにもなれば」と目を輝かす。
 新曲発表会は午後6時半開演で入場料3千円(CD付き)。CDは千円で各地のレコードショップや伊那市内などで販売するほか、通信カラオケで大手2社が配信予定。
 CD、発表会などに関する問い合わせはドン企画85・2923へ。

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