ふるさとあったか田楽まつり」にぎやかに
田楽座東伊那公演
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は12日、駒ケ根市東伊那の栗林集落センターで東伊那公演「ふるさとあったか田楽まつり」を開いた。140人の聴衆は、心弾む太鼓の響き、生命力あふれる瑞々しい舞台に見入り、伝統芸能の大切さ、ふるさとの温かさを実感した。
鉦や太鼓のにぎやかなお囃子が聴衆を浮き立たせ「祭囃子」でオープニング。色とりどりの花笠を手に「めでたーめでたーのー」と踊る、なじみの「花笠音頭」と続いた。
軽妙な「鳥さし舞」、海鳴りのような太鼓の響きでつづる「八丈」。子どもたちの前に現れた白い狐を表現した「狐舞」、会場の手拍子が舞台を盛り上げ「ソーラン節」で10プログラムをフィナーレ。