伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2611/(火)

ニュース

中曽根公民館にホンダレ様飾り付け

中曽根公民館にホンダレ様飾り付け

箕輪町中曽根の住民有志は、五穀豊穣や家内安全を願う、「ホンダレ様」を8日、地元公民館に飾り付けました。
「ホンダレ様」は、小正月の飾り物の一つで、米や(あわ)(ひえ)などの穀物や繭の豊作を願い、中曽根では昭和30年ごろまで農家の玄関先に飾られていたということです。
繭玉と、米・粟・稗・麦・キビの五穀に見立てたキハダの木を飾ります。
また、紅白で縁起のいいナンテン、サカキと桜の枝を飾ります。
また、黒いテープを巻いた木の棒は、穀物をカラスなどから守るもので、打ち鳴らして追い出したりしたということです。
平成21年から、地区の住民有志らが昔の風習を後世に残していこうと、公民館に飾り付けをしています。
かつては、養蚕が盛んな地区だったことから、繭玉を飾るのが中曽根の特徴だということです。
ホンダレ様は、来週まで中曽根公民館に飾られるということです。
 

前のページに戻る 一覧に戻る