消防団出初式 決意新たに
伊那市と箕輪町、南箕輪村の消防団の出初式が12日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。
このうち伊那市消防団の出初式には消防団と赤十字奉仕団合わせて620人が参加しました。
中心市街地で行われた分列行進で白鳥孝市長や北原政一団長らの観閲を受けました。
会場では、伊那市消防団音楽隊の演奏も行われました。
北原団長は「積極的に地域にとけこみ、市民のみなさんに安全安心を与えられるよう心を一つにして消防団活動に取り組んで欲しい」と訓示しました。
伊那市では去年47件の火災がありました。
箕輪町消防団 無火災へ向け団結
箕輪町の出初式には消防団員142人が参加しました。
箕輪南宮神社から箕輪町役場までを行進した団員らは、町文化センター前で白鳥政徳町長や伯耆原信団長の観閲を受けました。
伯耆原団長は「無火災という大きな目標にむけて一致団結し、予防消防に徹し、地域に貢献する消防団として活躍することを期待する」と訓示しました。
箕輪町では去年9件の火災がありました。
南箕輪村消防団 災害に強い村目指す
また、南箕輪村の出初式には消防団と赤十字奉仕団合わせて137人が参加しました。
国道153号などを市中行進した団員らは、南箕輪村役場で唐木一直村長や小出俊一団長の観閲を受けました。
小出団長は、「歴史と伝統を引き継ぐとともに、新たな試みに積極的に挑戦し、より安全で災害に強い村を目指してほしい」と訓示しました。
南箕輪村では去年7件の火災がありました。