箕輪町大出上村で大文字建て
箕輪町大出上村で、12日正午に町の無形民俗文化財に指定されている大文字建てが行われました。
大文字は、長さ10メートルほどで、国家安康と書かれた宝箱や、様々な願いが込められた、住民手作りの巾着などが飾られています。
上村の大文字は、およそ200年前に火事が起こったり、疫病が流行ったことから、無病息災や家内安全を願い始まったとされています。
上村の住民は、「去年は台風19号で県内も大きな被害を受けた。今年は災害のない平和な1年になってほしい。」と話していました。
大文字は、20日の午前6時に下ろされ、飾りの巾着は区の各家庭に配られるということです。