漆戸常会 大文字建て
箕輪町北小河内の漆戸常会で無病息災を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが12日、行われました。
朝8時頃、集落の中心部にある四つ辻に、地区住民およそ20人が集まりました。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
長さおよそ10メートルの柱の先に太陽に見立てた赤い板を取り付け、その下に五穀豊穣を願い色紙で作った花飾りや松の枝などを結び付けていきます。
飾り付けが終わると掛け声とともに柱が建てられました。
大文字は、19日に下され飾りは各家庭に持ち帰り玄関に厄除けとして飾るということです。