伊那市議会が危機管理研修会
伊那市議会は、自然災害発生時の危機管理について理解を深めようと伊那市役所で17日研修会を開きました。
研修会には、伊那市議会議員の他、市内の自主防災組織のメンバーなどおよそ100人が参加し、日本大学危機管理学部の福田充教授から災害時の対応などについて話を聞きました。
福田さんは、去年10月の台風19号を例にあげ、事前予測の可能な自然災害では「情報を受け取っているのに避難しない人たちをどうやって避難させるかが重要だ」と話していました。
また、9月に千葉県を直撃した台風15号では、雨や風に加え大規模停電や断水、電話不通などの複合的な理由で被害が拡大したとして、「複合災害への備えも大切だ」と話していました。
この研修会は、伊那市議会が災害時の危機管理について学び議員の資質向上につなげようと伊那市自主防災組織連絡会と共催で開きました。