北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会で、地区内の安泰を願って12日に建てられた大文字が19日に下ろされました。
午前8時に地区住民30人が集まり、4つ辻に建てられた大文字が下ろされました。
北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事「大文字」は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
大文字が下ろされると、つけてあった花飾りと松の枝を外しました。
花飾りは3本ずつ持ち帰り、厄除けとしてそれぞれの家の玄関先などに飾るということです。
漆戸常会の住民によりますと、3本の花飾りを玄関先に飾るのは、病気・火災・水害の3つから守るという願いが込められているということです。