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暖冬で生活面に影響

トマト農家 暖房経費削減に

暖冬で生活面に影響

全国的に暖冬となっている今年、上伊那でも生活面に影響が出ています。
農家からはハウスの暖房経費削減で喜びの声が聞かれる一方、天然のスケートリンクは氷が張らず営業中止が決まりました。
伊那市西春近のトマト農家城倉禾一()さんのハウスです。
およそ20アールのハウスでは、桃太郎ヨークという品種のトマトを栽培しています。
こちらのハウスでは、2017年から暖房機器としてペレットボイラーを導入しています。
ハウス内の温度が11度になると自動的に止まる仕組みとなっています。
城倉さんによりますと、ペレットは随時継ぎ足しているため正確な量は分からないということですが、今年は例年の70%ほどの稼働で、大きな経費削減になっているということです。
現在は、1日におよそ200kgのトマトを上伊那の小売店や直売所に出荷しています。
城倉さんによりますと、トマトの生育に適している温度が保たれていて、甘みと酸味のバランスが良く順調に育っているということです。
 

上古田スケート場は今シーズン営業中止に

暖冬で生活面に影響

一方で、箕輪町の天然リンク上古田スケート場は、暖冬の影響で氷が全く張らず、今シーズンは営業しないことが23日に決まりました。
当初は今月11日のオープンを予定していましたが氷がほとんど張らず18日に延期となりました。
しかし18日になっても結氷が1割にも満たず、25日のオープンを目指していました。
23日の伊那地域の今朝の最低気温は4月中旬並みの3.4度となりました。
町によりますと、上古田スケート場は、運営が始まった1987年以降でオープンができなかった年は32年間で初めてだということです。
中止が決まり、グラウンドを戻すため早速水を抜く作業が行われました。
 

暖冬から雨 伊那リ臨時休業

暖冬で生活面に影響

また、伊那地域では朝から雨が降り続き、伊那市の伊那スキーリゾートは臨時休業となりました。
例年伊那市ではこの時期、雪となりますが、暖冬の影響からか、23日は雨が降る1日となりました。
伊那スキーリゾートによりますと、今シーズンは暖冬の影響から、23日現在、例年より5日ほど営業日数が少ないということです。
伊那スキーリゾートのスタッフからは雨による雪解けを心配する声がありましたが、24日からは通常通り営業するということです。
 

ロン・都伊那店 春物売れ行き好調

暖冬で生活面に影響

伊那市の衣料品店、ロン・都伊那店の一部コーナーには、春物が並んでいます。
春らしいパステルカラーのトップスなどが販売されています。
この店ではこの冬、暖冬の影響もあり、厚手のニットなどは例年よりも売れ行きは伸びず、薄手のニットが人気だということです。
春物は来月から本格的に店頭に並び、冬物は26日までセールを行うということです。
 


 

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