上伊那教育会郷土研究部 発表会
上伊那地域の自然や文化などを研究している上伊那教育会郷土研究部が25日、伊那市のいなっせと創造館で研究結果を発表しました。
いなっせでは、自然の部に属している6つの班が研究発表を行いました。
植物班は上伊那の森林状況について発表しました。
人工林と自然林の範囲などを調べた結果、上伊那は人工林の方が多く、今後は自然林と人工林のバランスや地形に合った森林の管理をしていくことが必要だと発表しました。
野鳥班は、上伊那に生息するイワツバメの研究について発表しました。
通常、標高3,000mの山の岩壁に生息するイワツバメですが、最近は里山に降りてきて橋のコンクリート部分などに巣を作る傾向があると発表しました。
人文の部の発表は創造館で行われました。
上伊那教育会郷土研究部は、教員の資質向上や地域貢献を目的に発足し、今年で41年目を迎えます。