伊那北1年生総合探求成果発表会
伊那市の伊那北高校1年生は、総合的な探求の時間の中で取り組んできた課題研究の発表会を1日、開きました。
この日は、1年生200人が、4人1組のグループで取り組んできた研究成果を発表しました。
各グループは、国連加盟国が2030年までに貧困や気候変動など、17の項目を解決し、持続可能な世界を目指すための目標、SDGsの観点を踏まえて発表しました。
そのうち、持続可能な経営をテーマにしたグループでは、伊那市内のりんご農園に見学に行き、魅力的な雇用機会として、労働者が時間を指定して働いていると紹介しました。
こうした取り組みがSDGsの目標の一つ、「働きがいと経済成長」に当てはまると話していました。
また、あるグループは、循環可能な里山資源をテーマに発表しました。
このグループは、伊那市横山の里山で現地調査を行い、森林資源の循環に必要な取り組みなどをまとめ、発表していました。
伊那北高校では、「課題を見つけ、目標に対する仮説を立てて解決策を探ることで、1人1人の考える力を育てていきたい」と話していました。
来年度は、課題研究を踏まえ、1人1研究に取り組むということです。