邪気を払い福を招く 節分の行事
恩徳寺で大護摩祈祷
3日は節分です。
邪気を払い、福を招く行事が各地で行われました。
南箕輪村の成田山恩徳寺では、恒例の大護摩祈祷と福豆まきが行われました。
祈祷は午前6時から8回行われ、このうち午前11時にはおよそ100人が訪れました。
雑念を焼き尽くし、願いを叶えてくれるとされる不動明王の火に御札やバッグをかざしていました。
大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。
升を持った僧侶や年男・年女たちが、福豆やこの寺でとれた銀杏をまくと、集まった人たちは福を求めて手を伸ばしていました。
上古田保育園 「悪い鬼をやっつけろ!」
箕輪町の上古田保育園では、園児が新聞紙で作った手作りの豆で鬼退治をしました。
外から鬼が入ってくると、園児およそ50人が「鬼は外」と言いながら立ち向かっていました。
中には泣いてしまう子どもも。
鬼が部屋から出ていくと、歓声をあげていました。
上古田保育園では、「泣き虫鬼、いじわる鬼、好き嫌い鬼をやっつけることができました。これからも元気に過ごしてほしいです」と話していました。
園児たちは、「家に帰ったら今度はお家の人を守ってあげたい」と胸を張っていました。