古田人形芝居振興協力会 解散
箕輪町上古田を拠点に活動する人形浄瑠璃・古田人形芝居保存会を支援する振興協力会が、今年度をもって解散することがわかりました。
7日は、箕輪町文化センターで臨時総会が開かれ解散する案が示され了承されました。
古田人形芝居振興協力会は、保存会の活動を資金面で支援するため活動していて、町や上古田区、商工会などで組織しています。
個人や事業所などから協力金を募り毎年40万円近くが寄せられています。
主に小中学校の古田人形芝居のクラブ活動や物品購入などに活用されています。
総会では、一定の役割は果たしたとして今年度をもって解散することが決まりました。
理由として会員の高齢化や集金が困難になっていることなどをあげています。
振興協力会の基金およそ300万円は、そのまま保存会へ寄付するとしています。
古田人形芝居はおよそ300年の歴史があり県の無形民俗文化財に指定されています。