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「青年塾」が中尾歌舞伎を鑑賞

「青年塾」が中尾歌舞伎を鑑賞

松下政経塾の流れを汲む青年塾が8日伊那市内で行われ、長谷の中尾歌舞伎の公演を鑑賞しました。
8日は伊那市長谷の中尾座で青年塾のための特別公演が行われ、「青年塾東海クラス」の塾生13人や、塾生OB、地域住民など100人が鑑賞しました。
演目は「義経千本桜 鮨屋の段」です。
青年塾は、政治家や経営者を輩出した松下政経塾の塾頭、上甲(じょうこう)(あきら)さんが平成8年に創設しました。
今回の鑑賞は講座の一環で「伝統文化の継承」がテーマです。
文化の継承に関わってきた担い手の経験を通じ地域社会に必要とされる人材を育てようと企画されました。
公演の前には中尾歌舞伎保存会の西村篝会長が「中尾歌舞伎は、太平洋戦争によって一度途絶えたが地元の若者や先輩方の協力もあり復活させることができました」などと中尾歌舞伎の歴史を紹介しました。
伊那での講座はあすまでで、9日は伊那食品工業で話を聞くということです。
 

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