地域防災コーディネーター養成
地域防災の現状を知り今後の防災対策について考える伊那市地域防災コーディネーター養成講座が9日、開講しました。
講座には、民生委員や消防団、自主防災組織の役員など30人が参加しました。
講座は、防災に関する知識を学んでもらい、地域レベルで活躍する人材を育成しようと伊那市が初めて開いたものです。
初回の9日は、ワークショップが行われ、7つのグループに分かれ、「自分にとっての災害時の不安」や「地域防災の必要性」について意見を交わしました。
参加者からは「家族との安否確認の方法をどうするか」「近所の人たちと避難経路を決める必要がある」などの意見が出されました。
最後に、グループの代表が意見をまとめ発表しました。
講座には、伊那市出身の大学生も参加していました。
伊那市では修了後は、それぞれの地区の自主防災組織と連携し、地域防災の担い手として活動してもらいたいとしています。
講座は全3回を予定していて、次回は、大雨への事前の備えや安全行動などについて学ぶことになっています。