箕輪消防署に新ポンプ車導入
救助用機材を装備し、最新の消火装置がついている消防ポンプ自動車が新たに箕輪消防署に導入されました。
このタイプのポンプ車の導入は、上伊那広域消防本部で初めてです。
新たに導入されたポンプ車は、およそ6,000万円で、救助用機材を備えていて、事故などで初動対応を行えるのが特徴です。
鉄などを切断できる電動のカッターや、車に挟まった人を助けるときに使用するスプレッダーが搭載されています。
消火装置は、水と消火用の液体を混ぜ、ホースから泡状にして噴射することができます。
これにより水の使用量を抑え、効率的に消火活動が行えるということです。
10日は、伊那市の上伊那広域消防本部で新しいポンプ車の入魂式が行われました。
白鳥孝上伊那広域連合長は、「早く慣れて消火だけでなく様々な場面で対応できるよう、訓練に励んでほしい」と話していました。
新車両は署員が訓練をした後、来月3日から稼働するということです。