上農生徒が新山小で授業
鹿肉ジャーキー開発秘話を語る
鹿肉ジャーキーの製作・販売をしている南箕輪村の上伊那農業高校畜産班の生徒は3日に、伊那市の新山小学校を訪れ、商品完成までの道のりなどについて話をしました。
3日は、畜産班2年の中村果歩さんと丸山綾音さん、1年の中原葉南さんの3人が話をしました。
畜産班が作るジャーキー「でぃあでぃあ」は、新山で捕れた鹿の肉を使い特産品となっています。
新山小3年生は、総合学習の時間に「地域のいいとこ探し」をテーマに活動していて、今回授業を依頼したものです。
商品を児童に味わってもらい、「有害鳥獣として捕まえられていた鹿肉を有効活用しようと取り組んできました。脂質が少なく、高たんぱくでミネラルが豊富です」などと説明していました。
新山在住で畜産班顧問の境久雄教諭は「みなさんのまわりには自然がいっぱいあります。これを守っていきたいと思う気持ちが我々の活動の力になっています」と話していました。