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哲学者・内山さん 農山村の役割を語る

哲学者・内山さん 農山村の役割を語る

 群馬県上野村(うえのむら)と東京を往復して暮らす哲学者・内山(うちやま) (たかし)さんが、農山村の役割について語る講演会が、23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
 内山さんは、1200人ほどの人口の村、群馬県上野村と東京を往復して暮らす哲学者です。
 講演会で、内山さんは、「既定路線での市場経済・近代国家・資本主義は劣化していて、限界が来ている」とし、「お金にならないことを大事にする、困っている人がいれば手伝いに行くといった農山村的な価値を学びなおすことが必要だ」と話しました。
 この講演会は、農業とともにある暮らしを考え、中山間地域の農業振興を図ろうと活動している南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会と伊那市が共催で開きました。
 

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