上伊那農業高校 教室での卒業式
新型コロナ感染拡大防止のため
新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、今年の高校の卒業式は出席者の制限や時間短縮など縮小対策が採られています。
南箕輪村の上伊那農業高校では会場を体育館ではなく3年生の各教室に変更し卒業式が4日行なわれました。
卒業証書は、4クラスそれぞの教室で担任が代読し、代表の生徒に渡しました。
伊藤和巳校長の式辞や2年生代表生徒による送辞、3年生の答辞は放送室からの校内放送で各教室に流されました。
式辞で伊藤校長は「通信やAI、台風、新型コロナなど技術や環境で大きな変化を迎えている。これからの時代に向け変化に柔軟な力を身につけ、それぞれの立場で活躍してほしい」と話しました。
答辞で山田都子さんは「きょうからそれぞれの進路へと新たな道を歩みだします。今までは多くの人に支えられてきましたが、高校での経験を活かし他の人を支えられるよう頑張っていきたい」と話していました。
上伊那農業高校では、新型コロナの感染拡大防止の為、卒業式の会場を体育館から3年生の各教室で実施する事にしました。
上伊那の他の高校では出席者の制限や時間短縮などの対策は取られていますが、教室に分かれての実施は上伊那農業高校だけです。
卒業式が終わると教室では最後のホームルームが行われ、一人一人に卒業証書や通知表などが渡されていました。
上伊那農業高校では今年度154人が卒業を迎え88人が進学、66人が就職する事になっています。