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伊那公園 コロナ影響で桜まつり縮小

伊那公園 コロナ影響で桜まつり縮小

伊那市の桜の名所のひとつ、伊那公園の桜を管理する「桜愛護会」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため桜まつりを規模縮小して行うことを決めました。

10日の伊那公園です。
前日の暖かさでロトウザクラの蕾が開きました。

毎年まつり期間中、伊那公園桜愛護会では園内にぼんぼりや屋台を設置し、桜まつりを行っています。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、ぼんぼりは設置するものの、屋台をつくらず、規模を縮小することを決めました。
4月12日に園内で予定されていたまつりも中止が決まっています。

高澤勝会長は「今年は愛護会結成20周年でさまざまな企画を計画していたが、こればっかりはしょうがない。」と話していました。

天山の屋台も中止に

伊那公園 コロナ影響で桜まつり縮小

毎年公園内に屋台を出店している駒ヶ根市の天山では、土日だけでも飲食を提供したい、と検討しています。

北澤福明社長は「40年近く伊那公園で店をやっているがこんな年は初めて。悲しいし残念だけど、休みだけなんとかできれば良いなと思っている」と話していました。

規模縮小を受けて、桜愛護会では伊那公園の桜を題材にしたフォトコンテストを予定しています。
 

伊那公園のほか、春日公園で4月11日に予定されていた伊那谷新酒まつりも新型コロナの影響で中止が決まっています。

また、高遠城址公園の桜まつりは来週を目処に開催内容などについて決定することにしています。

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