伊那商工会議所 中小企業支援を伊那市へ要望
伊那商工会議所は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、客足の低下で売り上げが減少している中小企業への支援対策を伊那市に11日要望しました。
11日は、伊那商工会議所の唐木和世会頭らが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に要望書を手渡しました。
商工会議所によりますと新型コロナの感染拡大により市内の飲食店ではキャンセルが相次ぎ、事業の継続に不安を抱えている経営者も出てきているという事です。
要望は伊那市として新型コロナで影響を受けている事業者へ「運転資金などの一部を補助する事」や「資金繰りの改善の為に借り入金の返済期間の延長や低利子での新たな貸し付け措置」、「国などの支援策の情報共有と周知の徹底を行う」ことなどを求めています。
唐木会頭は「終息が見えない事が一番の不安。早い対応をお願いしたい」と話していました。
伊那市では今週中に経済団体や金融機関を集めた会議を開き、来週には伊那市として独自の経済対策を示す事にしています。